てったい北関東

覚書、感想、備忘録

9-11,9-11,9-11のストレート負けはやっぱり惜しいのではないか

note.com
を読んで、そうなのかな、と思って書いてみました。
自分としては、9-11ストレート負けはやっぱり惜しいんじゃないかという印象があります。
ただ計算に自信ないので間違っていたらご指摘ください。

相手の得点率をpとおけば、こちらのの得点率は1-p
1ゲームを11-9で負けるには、相手が10点、こちらが9点取って、最後に相手が取る、
という場合の確率を考えればよい。
その際、10点と9点の取り方はどんな順番でも構わないわけなので、
組合せの確率を考えれば求めることができる。
11-9で負ける確率={}_{19} C_{10} p^{10} (1-p)^9 \times p
ましてこれを3ゲーム取られるわけなので
9,9,9でストレート負けの確率=({}_{19} C_{10} p^{10} (1-p)^9 \times p)^3
(あってますか…)

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計算
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グラフ

9-11で1ゲーム取られるとき、
やはり最も大きな確率となるのはこちらの得点率が45%のときです。
ただ、あくまで1ゲームの場合です。
しかも、その場合においても10%程度でしかなく、
こちらのほうが得点率が高い場合だってあり得る結果です。

そしてストレート負けの確率を見ると…
pが何であっても、0.1%にすら満たないようです。
確率的には、ちょーレアな得点結果であることがわかります。

つまり何が言いたいかというと、
1度試合をやって9-11ストレート負けをしたからといって、
「「惜しくない」とは言えない」とも言い切れないのではないか。ということです。
たったそれだけの試合だけで、
こちらの得点率は45%(相手が格上)などと決められるものではないのではないでしょうか。

といっても現実の卓球の世界では
単純に「得点率」などというものが決められるものでもないと思いますが。